マタハラ - ウリボーイユニオン

違法とわかっていてもなぜなくならないのでしょうか?ウリボーイはなぜ取り組んでいるのでしょうか?

職場のマタハラは基本的に違法である

当団体では、2014年4月30日にメーデー男子会2014「なくそう、マタニティハラスメント!」を開催し、特定社会保険労務士を講師にマタハラを禁止している法律について学習しました。

対象の法律は労働基準法、男女雇用機会均等法、育児介護休業法で、妊娠をきっかけとした不利益な扱いはそれらの法律で既に禁じられていました。会社から妊娠を理由とした不利益な扱いを受けて第3者に相談し介入した場合、妊娠を理由とした不利益な扱いから一転し、妊娠以外の理由に変えて主張をするようになります。そんな中、2014年10月23日の最高裁マタハラ判決が波紋を呼びました。

2014年はユーキャン新語流行語大賞トップテンに選ばれたこともあり、マタハラが注目された年でした。国は2015年からより厳格になり、これまで妊娠以外の理由をつけて不利益な扱いを行った場合、それを証明できなければ妊娠をきっかけとした不利益な扱いとみなされるようになりました。

つわりの症状は1人1人異なる

当団体では、2015年4月29日にメーデー男子会2015「妊娠中の女性社員と共に働く」を開催し、講師を招き「妊娠初期の女性の心と身体」について講演を行いました。

閉会後の組合員による井戸端会議で、つわりには個人差がかなり大きいので、職場においても家庭においても妊婦さんに対して一律に接してはならないという認識で一致しました。

 

マタハラは違法行為なのになぜ訴えられないのか?妊婦さんにとって一番の天敵はストレスであり、妊婦さん自身が訴えて会社と争うことはハイリスクであり争えない、当事者の声が届かないことから、法律で保証されていても一方的な展開になっています。

マタハラの解決には1人で抱え込まないことと、夫の協力、男性社員が妊娠に対して無知であってはいけないことが必要です。

パタニティハラスメント

マタニティ(Maternity)は妊婦という意味で使われますが、厳密に言うと母親になる女性を指します。それに対して、父親になる男性のことを指すパタニティ(Paternity)という言葉があります。

パタニティハラスメントとは、妊娠中のパートナーと共にする男性に対する職場での嫌がらせ、もしくはパパになる男性社員に対する嫌がらせのことを指します。

典型的な例として、育児休暇を取得したくても取得させてくれないのがパタニティハラスメント(パタハラ)です。

パタハラがある為に、妊娠・出産の負担が妻に偏ってしまう現実があります。

当団体では、マタハラ防止の活動だけでなくパタハラ防止の活動も行います。

マタハラ防止に取り組む訳

活動の中で寄せられた意見の中で、未婚男性がなぜ取り組んでいるのかという疑問が寄せられたのでお答えします。

これから1人目の子どもを持つ立場、これから父親になっていく立場として産まれる前から取り組む必要があります。少子化で一番問題に感じていることは子どもの人数ではなく、母親の人数、父親の人数が減少している、1人目の子どもも持てない社会が最も感じている問題です。

男女共同参画が進んで女性が働くようになったから子どもを持てなくなったからではなく、男女共同参画が進まなくてワークライフバランスが保てないから子どもを持ったとしても育てることが難しいのです。

男女共同参画が進まない理由として男性不在で取り組まれていたケースもあったため、男性が物事を考えていく中に女性が入ることで社会進出をしていました。

「男は仕事、女は家庭」という性役割分業で日常の家事の他に妊娠や出産・子育て、さらに介護まで女性が担っていました。男性はかつて「24時間戦えますか」のCMで話題になるほど仕事に没頭していたので、女性は子育てを取るか仕事を取るかの究極の選択の中で進出したことも少なくありません。国を挙げて保育所を整備して仕事と子育ての両立を支援しても、一般社会において男性と会社が変わらないので、次は女性が出産を取るか仕事を取るかの選択に迫られたのです。

仕事に没頭する男性の意識を変えない限り、社会的な女性が仕事と家庭を両立することも、家庭的な男性が仕事と家庭を両立することもできません。当団体は男性の意識改革を啓発します。男女共同参画に男性をもっとまきこみ、1人目の子どもが持てる社会へと貢献していきます。

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